神戸大学 大学院理学研究科・理学部

理学部・理学研究科の強み・特色

4.各界・メディア等で活躍している教員・卒業生

数学専攻 ■ 物理学専攻 ■ 化学専攻 ■ 生物学専攻 ■ 惑星学専攻

■数学専攻

  • 多くの教員が学会の理事・評議員・各種委員会委員等を務め学術振興に貢献している(過去5年間の平均22件/年)。主要なものは以下の通り:
     中西康剛教授:日本数学会評議員(平成20(2008)年3月-22(2010)年2月)。
     野呂正行教授:数式処理学会理事・副会長(平成21(2009)年4月-23(2011)年3月)。
     野海正俊教授:日本数学会学術委員会委員(平成21(2009)年7月-27(2015)年6月)。
     野海正俊教授:日本数学会学術委員会委員長(平成25(2013)年7月-27(2015)年6月)。
     齋藤政彦教授:日本数学会理事(平成22(2010)年4月-24(2012)年4月)。
     吉岡康太教授:日本数学会評議員(平成24(2012)年4月-25(2013)年3月)。
     福山克司教授:日本数学会評議員(平成26(2014)年3月-28(2016)年2月)。
     青木 敏教授:日本統計学会理事(平成27(2015)年6月-29(2017)年5月)。
     青木 敏教授:応用統計学会評議員(平成28(2016)年5月-令和2(2020)年4月)。
  • 高山信毅教授・野呂正行教授が開発運営に参加するオープンソースソフトウェアプロジェクト"KNOPPIX/Math"は、国際数学者会議ICM2010やオープンソースカンファレンス等での紹介・展示が反響を呼んでいる。書籍「理系PC初心者のためのKNOPPIX入門」(カットシステム2010)、「Octaveの精義」(カットシステム2011)等でも紹介されている。
  • 野海正俊教授と中村佳正教授(京都大学)が編集する数学書シリーズ「開かれた数学」(朝倉書店)は、好評のシリーズ「すうがくの風景」(全10巻、野海正俊・日比孝之編集)の姉妹編として平成17(2005)年より刊行され、現在までに5巻が出版されている。
  • 大学院自然科学研究科博士課程を平成16(2004)年修了の木村欣司氏(福井大学准教授)は、野呂正行教授に指導を受けた数式処理の最新技術を応用し判別式計算の新記録を達成、日本経済新聞電子版(平成23(2011)年6月27日)、日経産業新聞 (平成23(2011)年6月29日)等で紹介された。
  • 各教員は、最新の研究や話題について、雑誌「数学セミナー」「数理科学」等の解説記事を通した一般向け情報発信にも努力している(過去5年間の合計8件)。

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■物理学専攻

  • 平成25(2013)年10月8日粒子物理アトラスグループが「ヒッグス粒子発見」に関するノーベル物理学賞で記者会見を行った。この内容は平成25(2013)年10月9日毎日新聞 朝日新聞、産経新聞 等に掲載された
  • 多くの教員が学会・研究会等の委員を務めている。とくに播磨尚朝教授は物理学会理事(平成23(2011)年9月~25(2013)年3月)、太田仁教授はInternational EPR Society (IES) President (平成24(2012)10月-25(2013)年6月)、平成27(2015)年1月~29(2017)年12月、日本赤外線学会理事、日本赤外線学会副会長(平成27(2015)年5月~)、武田廣教授(現・学長)は大学ITC推進協議会理事、原俊雄准教授(現・本学学友会会長)「青少年のための科学の祭典」兵庫県内7大会連絡協議会委員長、青少年のための科学の祭典・神戸会場実行委員会委員長
  • 橘(川村)みゆき(平成7(1995)年物理学科修士課程修了):折紙作家。平成11(1999)年テレビ東京「TVチャンピオン第3回折り紙王選手権」準優勝。著書として「はじめての多面体おりがみ」日本ヴォーグ社 (平成13(2001)年6月)等あり。   
  • 一般向けの著作としては以下の通り:
    • 「大学院生のための基礎物理学」(園田英徳)講談社 平成23(2011)年9月
    • CP対称性の破れ - 小林・益川模型から深める素粒子物理 (林 青司) サイエンス社 平成24(2012)年6月
    • 物理がわかる 実例計算101選 (クリフォード・スワルツ著, 園田 英徳訳) 講談社ブルーバックス 平成25(2013)年3月
    • 量子力学から超対称性へ (坂本 眞人) サイエンス社 平成24(2012)年12月
    • 今度こそわかる場の理論 (西野 友年) 講談社サイエンティフィク 平成24(2012)年4月
    • ヒッグス粒子の見つけ方 質量の起源を追う (戸本 誠, 花垣 和則, 山崎 祐司) 丸善出版 平成24(2012)年12月
    • もういちど読む数研の高校物理,第1巻 (河本敏郎 他9名) 数研出版 平成24(2012)年9月
    • もういちど読む数研の高校物理,第2巻 (河本敏郎 他9名) 数研出版 平成24(2012)年12月
    • ゼロから学ぶ解析力学 (西野 友年) 講談社サイエンティフィック 平成21(2009)年7月
    • ゼロから学ぶ電磁気学 (西野 友年) 講談社サイエンティフィック 平成19(2007)年4月
    • ゼロから学ぶエントロピー (西野 友年) 講談社サイエンティフィック 平成16(2004)年10月
    • ゼロから学ぶベクトル解析 (西野 友年) 講談社サイエンティフィック 平成14(2002)年5月
    • 数学セミナー連載 微分積分 (西野 友年) 日本評論社 平成22(2010)年4月-23(2011)年5月
    • 「量子力学選書 場の量子論」(坂本 眞人)裳華房 平成26(2014)年11月 ・「今度こそわかる量子コンピューター」(西野 友年) (講談社, 2015)

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■化学専攻

  • 相馬芳枝氏(昭和40(1965)年化学科卒業・神戸大学特別顧問)がIUPAC(国際純正・応用化学連合)のIYC2011(世界化学年)の女性化学賞を平成23(2011)年に受賞され,女性科学者として各界での講演活動・啓蒙活動を行っている。
  • 日本学術振興会において,大西洋教授がナノプローブテクノロジー第167委員会委員長,内野隆司教授・富永圭介教授がそれぞれアモルファス・ナノ材料第147委員会委員,テラヘルツ波科学技術と産業開拓第182委員会委員を務めて,科学技術の振興に尽力した。
  • 多くの教員が各学会(日本生物物理学会,日本化学会,有機合成化学協会,電気化学会,日本分光学会など)の評議委員や幹事,専門委員を務めており,ここ5年間で教員1人当たり平均して1年で2件弱のそういった学会役職を果たしてきている。

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■生物学専攻

  • 多くの教員が様々な学会の理事・評議員・各種委員会委員等を務め学術振興に貢献している。
  • 生物学科卒業生の末友靖隆は、岩国市立ミクロ生物館の館長として、テレビ・新聞等に数多出数・掲載され、ミクロ生物に関する報道に貢献している。
  • 洲崎敏伸准教授は、国立環境研究所微生物系統保存施設の顧問を務めている。
  • 三村徹郎教授、日本学術会議連携会員、日本学術振興会学術システム研究センター・専門研究員、第一学習社 高校生物教科書作成、NEDOバイオマスPJ研究推進委員、NEDO「植物の物質生 産プロセス制御基盤技術開発」事後評価委員、(公社)日本植物学会理事・評議員・広報委員長、日本植物生理学会常任評議員。
  • 日下部りえ研究員(井上邦夫教授研究室)がAERA(2014年2月24日号)で紹介された。
  • 坂山英俊准教授、平成23年度絶滅のおそれのある野生生物の選定・評価検討会、検討委員、環境省。
  • 佐藤拓哉准教授の研究がNHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で取り上げられた(平成26(2014)年11月5日)。また、National Geographic(Webナショジオ企画「研究室」に行ってみた)で公開(平成26(2014)年11月4日-6日)。
  • 深城英弘教授、放送大学「植物の科学(’15)」(平成27(2015)年度開講)の分担講師を務めている。
  • 石崎公庸教授、日本植物生理学会代議委員、日本植物学会代議委員、文部科学省学術調査官を務めている。
  • 末次健司准教授は、多くの研究成果が新聞等で紹介されるとともに、フジテレビ「世界の何だこれ!?ミステリー」に写真提供(2019年9月11日)したり、 NHK Eテレむーにゃん生きもの学園の監修、NHK鹿児島放送やNHK Eテレ「ダーウィンが来た」で研究成果を紹介する(2019年5月、8月、2022年3月)など幅広いメディアで活躍している。

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■惑星学専攻

  • 多くの教員が様々な学会(日本地震学会、日本地質学会、日本気象学会、日本流体力学会、日本惑星科学会、日本第四紀学会、日本鉱物科学会、日本火山学会、地球電磁気・地球惑星圏学会、日本地球惑星科学連合など)で評議委員・運営委員・代議員・理事等を務めそれらの運営に貢献するとともに、それらが発行する学術誌の編集委員を担い学術発信にも貢献ている。
  • 数多の教員が宇宙航空研究開発機構/宇宙科学研究所の太陽系探査プロジェクトに参加、特に、荒川政彦教授、平田直之助教、小川和律技術職員らは、はやぶさ2プロジェクトに共同研究員として携わっている。
  • 荒川教授は、2019年に実施されたはやぶさ2プロジェクトの衝突実験の主科学者として、テレビ番組や講演会に多数出演し、一般向け解説を行なっている。
  • 巽好幸教授:NHKスペシャル「列島誕生 ジオ・ジャパン」をはじめとして科学番組・バラエティー番組・テレビ・ラジオの報道番組などで、地球の進化や変動、火山活動や地震活動に関する解説を多数行う。一般向け普及書の執筆や講演に加え、毎日新聞連載の「美食地質学入門」では日本の食文化を惑星学から考えている。
  • 橋田俊彦(昭和55(1980)年学部卒、昭和57(1982)年修士修了)は平成28(2016)年4月~31(2019)年3月の期間、気象庁長官を務めた。
  • 石橋克彦名誉教授が、地震学、特に地震テクトニクス、歴史地震学分野における顕著 な貢献と、地震関連災害の予測とその会への発信による顕著な功績により、2017年度日本地球惑星科学連合フェローとして顕彰された。
  • 野木義史(昭和60(1985)年学部卒、昭和62(1987)年修士修了、国立極地研究所教授) は第57次(2015年出発)南極観測隊長として南極観測を行った。

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