神戸大学 大学院理学研究科・理学部

ハイスクールラボ at 神戸大

ハイスクールラボ at 神戸大

 神戸大学理学部生物学科では、現代の生物学研究に対する興味と意欲を持った高校教員と生徒有志に、大学の実験施設を無料で提供し、実習を行っていただきます。

実施方法:
 「ハイスクールラボ at 神戸大」では、大学の実験機器を使って、高校の教員に自校の学生を直接指導していただきます。実施までのスケジュールの概要は以下の通りです。

  1. 本学のスタッフによる高校教員を対象とした講習会の実施。
  2. 具体的な実施方法・日程の調整と、実習の準備。
  3. 高校生参加による「ハイスクールラボ」の実施。
    大学側からは教員や大学院学生がサポーターとして参加し、お手伝いをします。

実施内容:
 今年度は、実施可能な内容として、以下に示すテーマがあります。

実施時期:
 大学の休講時(夏期・冬期休業時等)に実施していただきます。テーマによっては、生物材料を調達する都合で季節が限定されます場合があります。  

参加条件と人数:
 高校の教員(1名以上)と高校生。使用する機器の台数に制限がありますので、原則として少人数のグループを受け入れます。また、受け入れ可能な総グループ数はそれぞれのテーマによって異なりますので、お申し込みの際に日程などと共にご相談させていただきます。

2016年度の参加申し込み締切:10月31日(月)

申込先 神戸大学大学院理学研究科生物学専攻 担当事務
Mail biology@port.kobe-u.ac.jp
★ Mailからのお申込のみ受付させていただきます。
★ 内容等に関するお問い合わせは、広報担当の森田光洋(准教授)までお願いいたします。
 (mmorita@boar.kobe-u.ac.jp)

2016年度開講テーマ

1) 電子顕微鏡による生物の微細構造の観察
  ~走査型電子顕微鏡(SEM)と透過型電子顕微鏡(TEM)でのぞくミクロの世界~
内 容  電子顕微鏡は、生物試料の表面や内部の構造を高倍率で観察するための装置です。SEM観察用に、参加者は各自、身近なサンプルを準備し、持参してください。完全に乾燥した生物材料(髪の毛、乾燥した昆虫、花粉など)で、細かい構造が期待できる表面構造を持ったものなら何でも可能です。TEM観察では、あらかじめこちらで準備した細胞の超薄切片を観察していただきます。
 観察した画像はデジタル画像として皆さんにお渡ししますので、USBメモリーを持ってきてください。
担当教員 洲崎 敏伸
参加可能人数 1回に5名以内
受け入れ予定回数 3回以内
実施の時期 高校教員への講習会(半日)と、生徒に対する実習(半日)を開催。
時期は相談に応じます。
2) 原生生物ユープロテス(ミズヒラタムシ)の細胞周期
内 容  本実験の目的は、ユープロテスの核を染色し、その形態から細胞周期のどの時期に位置するかを観察することです。また、各ステージに位置する核の出現頻度から、ユープロテスの細胞周期における各ステージの割合を算出します。ユープロテスを含め、原生生物繊毛虫下毛類では、S期の大核に複製帯と呼ばれる構造が出現するため、他の多くの動植物細胞では視覚的に捉えられないS期を簡単に判別することができます。また、G1期とG2期の大核の形も違っているので、ユープロテスを用いると、核の形態、細胞の形態、複製帯の有無によって、細胞周期の全ステージを判別することができます。
担当教員 洲崎 敏伸
参加可能人数 1回に20名以内
受け入れ予定回数 3回以内
実施の時期 高校教員への講習会(半日)と、生徒に対する実習(半日)を開催。
時期は相談に応じます。