News Release
2016.06.06
生物学専攻・深城英弘教授のグループが、植物ホルモンによる発根メカニズムを解明。
生物学専攻・深城英弘教授、奈良先端科学技術大学院大学、中国科学院の研究グループが、植物の発根を促進するホルモンであるオーキシンに係るその下流で働く遺伝子を活性化する基本的な仕組みを明らかにしました。
本研究の成果により、今後、オーキシンと同じように働く化学物質を発根促進剤として開発することで、
希少・有用植物の挿木・挿苗による量産化が期待されます。
この研究成果は、平成28年5月23日付(米国東部時間15時)米国科学雑誌「米国科学アカデミー紀要」
オンライン版に掲載されました。
詳細は下記をご覧ください。
奈良先端科学技術大学院大学プレスリリースのサイト
http://www.naist.jp/pressrelease/2016/05/002584.html
掲載論文:Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 米国科学アカデミー紀要
http://www.pnas.org/content/early/2016/05/20/1600739113
論文タイトル:
Auxin-dependent compositional change in Mediator in ARF7- andARF19-mediated transcription
著者名:
Jun Ito, Hidehiro Fukaki, Makoto Onoda, Lin Li, Chuanyou Li, Masao Tasaka, and Masahiko Furutani