News Release
2020.10.28
令和2年度学長表彰が行われ、理学研究科の教員16名が表彰されました
令和2年10月15日(木)に神戸大学学長表彰式が行われ,理学研究科 惑星学専攻の はやぶさ2 SCI/DCAM3神戸大学チーム(代表者 荒川 政彦教授)の3名の教職員が,本年度の学長表彰を受けました。 荒川教授を代表とするグループは,2011年以来,小惑星探査機「はやぶさ2」の小型搭載型衝突装置(SCI:通称インパクター)及び分離カメラ(DCAM3)を担当するサブチームの一員として,その科学検討や開発・性能試験に携わってきました。 「はやぶさ2」によるインパクターの宇宙衝突実験は2019年4月5日に実施され,直径15mの大きなクレーターが作られ, 分離カメラの理学用カメラがその形成の様子を撮影することに成功しました。 そのデータの解析から,小惑星リュウグウの表面が非常に流動的であり, クレーターの成長を止めるメカニズムが重力であることを発見するなど,数々の成果を上げました。 現在もさらなるデータ解析が続けられています。 また,外部資金に措置される間接経費の獲得を通じ,本学の財務上の貢献が著しい研究者として理学研究科より 以下の教員13名が表彰されました。 詳しくは、こちらをご覧ください。
- はやぶさ2 SCI/DCAM3神戸大学チーム
- 荒川 政彦 教授
- 保井 みなみ 講師
- 白井 慶 特命技術員
- 学長表彰(財務貢献)対象者
- 牧野 淳一郎 教授
- 播磨 尚朝 教授
- 林 祥介 教授
- 津田 明彦 准教授
- 身内 賢太朗 准教授
- 大西 洋 教授
- 深城 英弘 教授
- 荒川 政彦 教授
- 杉岡 裕子 教授 (海洋底探査センター)
- 木村 建次郎 教授 (数理・データサイエンスセンター)
- 齋藤 政彦 教授 (数理・データサイエンスセンター)
- 髙橋 英幸 助教 (分子フォトサイエンス研究センター)
- 菅澤 薫 教授 (バイオシグナル総合研究センター)