News Release
2021.06.30
津田明彦准教授らの研究グループが、AGC(株)、および三菱ガス化学(株)と協力して、"光オン・デマンド有機合成法"でクロロホルムから機能性カーボネートの合成に成功しました。
津田明彦准教授らの研究グループは、AGC株式会社、および三菱ガス化学株式会社と協力して、アルコールと触媒を溶解させたクロロホルム溶液に紫外光を照射するだけの簡単なプロセスで、医薬品中間体やポリマーの原料となる高反応性カーボネートや、レンズおよび有機ガラスなどとして用いることができるポリカーボネートの合成に成功しました。
本研究成果は2017年7月に特許出願し、2018年4月にPCT優先権主張出願、 2018年11月の特許公開を経て、2021年6月29日に関連の学術論文が The Journal of Organic Chemistry に掲載されました。つづいて、6月30日に本学からプレスリリースを行いました。
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