神戸大学 大学院理学研究科・理学部

News Release

2021.12.22

荒川政彦教授ら総勢8名の惑星学専攻教職員に対し,JAXAから小惑星探査機「はやぶさ2」に対する活躍・協力に対する感謝状が贈られました。

 神戸大学では小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられた2014年12月以前より、総勢8名の教職員がはやぶさ2のプロジェクトメンバーとして活動してきました。プロジェクトでは、科学検討、機器開発、探査機の運用、リターンサンプル分析、それに入手データの処理と公開など幅広くプロジェクトの成功に寄与してきました。
 荒川政彦教授、白井慶特命技術員、小川和律技術専門員(現JAXA)、岡本千里理学研究科研究員(2018年逝去)、保井みなみ講師は、SCI/DCAM3チームのメンバーとして、小型搭載型衝突装置(SCI)によ る人工クレーター形成実験の科学検討と分離カメラ(DCAM3)の開発・運用・データ解析に貢献しました。
 平田直之助教は、形状モデルチームのメンバーとしてリュウグウの 自転周期、体積、直径の決定及びはやぶさ2本体の位置、姿勢の推定に貢献しました。
 瀬戸雄介講師は、サンプル分析チームのメンバーとして、回収試料の微細組織観察を担当しました。
 中村昭子准教授は、統合サイエンスチームのメンバーとして、はやぶさ2のサイエンス検討の議論に参加しました。
 2021年度をもってはやぶさ2プロジェクトが終了することもあり、これらの活躍が認められてJAXAを代表して、津田雄一プロジェクトマネジャーから感謝状が贈られました。


荒川教授(左)と福山研究科長(右)


感謝状

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