News Release
2024.09.04
惑星学専攻の平田直之助教が、木星衛星ガニメデにおける巨大衝突による自転軸の変化に関する研究成果を Scientific Reports誌に発表しました。
約40億年前のガニメデに半径150㎞の小惑星が衝突し、ガニメデの自転軸が大きく変化していたことを発見しました。 この巨大衝突により、半径700kmもの巨大なクレーターが一時的に形成され、ガニメデの表層には大きな重力異常が生じ、 1000年にわたりガニメデが振動していたと考えられます。この衝突は、痕跡が明確に残っているものの中では太陽系最大の1つで、 今回の研究により初めてその規模や影響が明らかになりました。
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本研究成果は、9月3日に国際誌「Scientific Reports」に掲載されました。