研究関連

分子フォトサイエンス研究センターの立川貴士教授のグループが、自己修復型光触媒に関する研究成果を、Communications Chemistry誌に発表しました

2025/04/14

 本研究では、1粒子レベルの発光観測やX線を用いた構造解析により、ペロブスカイトの発光挙動や結晶構造が時間とともに変化する様子を捉え、自己修復反応の詳細なメカニズムを解明しました。 さらに、ペロブスカイトが損傷状態から修復する過程において、光照射なしでも水素を生成できることを見出しました。 これらの成果により、自己修復能力に基づく高い安定性を備えた光触媒の開発が進むとともに、昼夜を問わず水素を製造できるシステムへの応用が期待されます。

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 本研究成果は、2025年4月14日に英国Nature Portfolioの「Communications Chemistry」に掲載されました。