物理学科卒の木村尚次郎博士、電子スピンサイエンス学会奨励賞を受賞
2007.12.17
平成10年3月に本学・自然科学研究科を修了した木村尚次郎博士(現大阪大学極限量子科学研究センター助教)が,「60テスラパルスマグネットを用いた強磁場高周波ESRの装置開発及び強磁場ESRを用いた低次元磁性体の研究」の業績に対して,平成19年度電子スピンサイエンス学会奨励賞を受賞しました。
電子スピンサイエンス学会
奨励賞は電子スピンサイエンスに関する研究成果が優れ、将来性が十分期待される40歳未満の研究者に対して授与されるものです。今回の受賞は,
神戸大学・理学研究科物理学専攻極限物性物理学教育研究分野
および
分子フォトサイエンス研究センター
の太田教授の指導のもと在学中に木村博士が培った強磁場ESR技術をもとに,大阪大学極限量子科学研究センターの強磁場ESR装置の開発とそれを用いた低次元磁性体の研究が高く評価されたものです。
授賞式および受賞講演は,
A Joint Conference of the International Symposium on Electron Spin Science and the 46th Annual Meetings of the Society of electron Spin Science and Technology (ISESS-SEST2007)
(平成19年11月6日〜9日,グランシップ,静岡)で行われました。
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