神戸大学瀧川記念学術交流会館で、国際ワークショップ”Electron Magnetic Resonance of Strongly Correlated Spin Systems (EMRSCS200)”(和名:強相関スピン系の電子磁気共鳴国際ワークショップ)が、2009年11月8〜9日の日程でおこなわれました。(Chairman:太田仁(分子フォトセ)、主催:分子フォトサイエンス研究センター、共催:電子スピンサイエンス学会、日本物理学会、特定領域研究「フラストレーションが創る新しい物性」) |
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この会議は、分子フォトサイエンス研究センターの量子科学研究部門でも推進されている先進の高周波数、強磁場電子磁気共鳴の開発とその応用について議論する目的で開催され、海外から7名の著名な招待講演と、国内の7名の招待講演を中心に、ポスター発表を含めて30以上の発表があり、活発な議論とともにセンターの活動をおおいに発信することができました。
引き続き、神戸大学百年記念館と瀧川記念学術交流会館で、ワークショップと関連した第48回電子スピンサイエンス学会年会(大会委員長:太田仁(分子フォトセ))が、2009年11月10〜12日の日程で開催されました。この年会は、化学系のESR討論会から数えて48回目で、物理、化学、生物、医学、工学の学際的分野で電子スピン共鳴(ESR)測定を軸に、電子スピンサイエンスを研究する研究者が集う会合です。今回は、Smith教授(セントアンデリュース大学、英国)とvan Tol博士(国立強磁場研究所、米国)の基調講演をはじめ210名あまりの出席者と150あまりの発表があり、大盛況のうちに終了しました。 |
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