物理学専攻・菅原仁教授、
第15回日本物理学会論文賞を受賞。
2010.03.22
理学研究科物理学専攻、電子物性物理学教育研究分野の菅原仁教授が、第15回 (2010年)日本物理学会論文賞を受賞し、日本物理学会年会(於・岡山大学)において3月22日に表彰式が行われました。
受賞論文は、充填スクッテルダイト化合物SmOs4Sb12の純良単結晶を用いた磁場中での電気抵抗や比熱測定から、磁場に鈍感な重い電子状態を初めて見いだしたものです。この発見により従来の磁気的な相互作用だけでなく、ラットリングや多極子相互作用等の新しい機構により重い電子が形成される可能性を切り開き、凝縮系物理学へ大きく貢献したことが評価されました。
詳細は、こちらをご覧ください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jps/jps/guide/ronbunsyo/ronbun15-2010.html
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