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物理学専攻の山田暉馨特命助教、伏屋雄紀教授の研究グループが、磁場を回すと現れる「120度周期の信号」の謎を解明し、研究成果を速報論文(Letter)として Physical Review B誌に発表しました

2026/06/02

 神戸大学大学院理学研究科の山田暉馨特命助教、伏屋雄紀教授の研究グループは、回転磁場中において120度周期で電気信号が変動する仕組みを理論的に明らかにしました。 この振る舞いは電子の量子論的な効果(トポロジー)に起因するとされてきましたが、固体中で電子の軌道が古典力学的メカニズムによって曲げられ、電子全体の流れが変化することでも発現することを発見しました。 70年前から使われてきた磁場中電子の輸送理論を拡張することによって、この応答の有無が「鏡に映して元と重なるかどうか」という結晶の対称性によって決定されることを突き止めました。
 この理論により回転磁場中の測定結果に対する定量的評価が容易になり、新物質探索や量子論的効果に基づく新現象の研究を加速させることが期待されます。
 本成果は、米国物理学会の学術誌「Physical Review B」の速報論文(Letter)として、6月2日に掲載されました。

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