研究関連
化学専攻の茶谷絵理教授が参画した研究グループは、マイクロ流体デバイスを用いたタンパク質液滴の作製と観察でアミロイド線維とアモルファス凝集体が液滴内部で競合して形成することを明らかにし、Journal of the American Chemical Society誌に発表しました
2026/06/10
東北大学の福山真央准教授、東京科学大学の大橋祐美子特任講師、産業技術総合研究所の水野雄太主任研究員を中心とし、化学専攻の茶谷絵理教授が参画した共同研究チームは、
マイクロ流体デバイスを用いて微小油中水滴に閉じ込めたタンパク質液滴を作り出して一つ一つ観察することにより、液滴内部で進行する凝集機構の解明を行いました。
その結果、液滴内部では安定なアミロイド線維と準安定なアモルファス凝集体が競合して形成すること、さらに、液滴の大きさが最終的な凝集体の種類を左右することを明らかにしました。
本成果は、細胞内で実際に起きているタンパク質凝集の特徴を明らかにしたものであり、神経変性疾患の治療戦略や薬剤開発につながる重要な足掛かりになると期待されます。
本論文は2026年6月6日付(現地時間)で、国際学術誌Journal of the American Chemical Societyに掲載されました。
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