木星の約40倍の質量を持つ若い伴星を発見。
2005.02.25
神戸大学自然科学研究科
伊藤洋一助手
らは、国立天文台や東京大学などと共同で、おうし座DH星(DH Tau、距離460光年、年齢約100万年、質量は太陽の67%)の周囲を回る天体(伴星)が、木星の約 40倍(太陽の4%)の質量をもつ褐色矮星であることを発見しました。
若い恒星の周囲を回る褐色矮星としては、これまで発見された中で 低温で質量も小さく、もう少し軽ければ惑星になっていたと考えられます。
この研究成果はアストロフィジカルジャーナル誌の2月20日号に掲載されています (Itoh et al. 620 巻 , 984) 。
また、
すばる望遠鏡ホームページ
、
国立天文台ホームページ
、
神戸大学ホームページ
、
神戸大学理学部地球惑星科学科ホームページ
にも詳しい解説があります。
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