第3回ホームカミングデイが開催されました。
2008.10.02
9月27日(土)に第3回神戸大学ホームカミングデイが開かれました。理学部ではサイエンスツアー、研究紹介のポスター常設展、懇親会を行い、盛況のうちに終わりました。また、理学部同窓会の総会も同時に開催されました。
今年も、昨年に引き続き、各学科1−2件のサイエンスショーを用意し、参加者がそれを見て回るサイエンスツアーが行われました。
ゲストとしてお迎えした一般参加者は30名(そのうち懇親会参加者20名)、ホスト側の参加者は教職員20名、学生10名でした。
(ホームカミングデイの様子を掲載します. 写真をクリックすると拡大します).
○数学科
石鹸膜とコンピューターグラフィックスで見る曲面の数学
ワイヤーフレームを使って実際に石鹸膜を作り、その形を見ます。また、その数学的モデルである極小曲面を、可視化ソフトを用いながら説明します。
○物理学科
赤外線で探る電子や電子、分子のダイナミクス
赤外線は目に見えない電磁波で、その波長はおよそ1〜100ミクロンです。(目に見える可視光の波長は0.5ミクロン程度)赤外線を用いて物質中の電子や原子、分子の運動や状態を調べる研究について説明します。
※これに加え、待合室で、物理・粒子物理研究室4年生有志による、霧箱によるα線観測のデモンストレーションを行います。
○化学科
1.有機化合物を体感する
色素、香料などの私たち身の回りにある有機化合物について、種々の演示実験を交えながら、その合成や機能発現の原理などを解説します。
2.光を利用して分子を探る
レーザー光の性質と、分子による光吸収と発光について演示実験を行い、分子の構造や変化を探る方法を解説します。
○生物学科
生命科学のモデル実験動物:ゼブラフィッシュ
小型淡水魚であるゼブラフィッシュやメダカは、生命現象を分子レベルで解き明かす有効なモデル実験動物として用いられています。小型魚の飼育施設を見学し、初期胚を顕微鏡で覗いてみて下さい。
○地球惑星科学科
隕石が語る46億年前の宇宙
隕石は46億年前の太陽系の様子を教えてくれる、宇宙からの貴重な贈り物です。ここでは電子顕微鏡と呼ばれる装置を用いて、実際の隕石の特徴的な組織を観察していただきます。また、そこから読み取ることの出来る、太陽系形成初期の宇宙の様子について解説します。
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