化学専攻・津田明彦准教授の研究と受賞が、
毎日新聞、神戸新聞、東京新聞に紹介されました。
2013.06.18
化学専攻・津田明彦准教授の研究と受賞が、毎日新聞、神戸新聞、東京新聞等に紹介されました。
津田明彦准教授らは、色素分子からなる超分子ナノファイバーの溶液に、人の声と同程度の周波数の可聴音を照射すると、ナノファイバーが音の進行方向に沿って整列するという極めてユニークな現象を発見しました。最近では、クラシック音楽などのメロディーに合わせて分子が踊るような現象まで確認しています。それらのユニークな研究成果が認められ、本年度、高度な研究能力を有する若手研究者を対象にした本年度の文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞しました。音楽を流しながら、食品を熟成させると味が良くなる、木材を熟成させると強度が変化する、植物を育てると収穫量が増えるなど、音と物質が関わる様々な現象の報告がりますが、それらは心理的効果なのか物質化学的効果なのか全く明らかになっていません。津田准教授らの研究はそれらの現象を科学的に突き止める糸口になる可能性があります。
リンク先:
http://mainichi.jp/area/news/20130615ddf001040014000c.html
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