神戸大学 大学院理学研究科・理学部

News Release

2017.03.02

植物光合成による効率的な電荷生成の仕組みを解明 ―人工光合成系への応用に期待―

 化学専攻の小堀康博教授、大学院生長谷川将司さんらと、名古屋大学大学院理学研究科の三野広幸准教授らの研究グループは、独自に開発した「電子スピン分極イメージング法」を用いて、光合成の水分解反応を行っている「光化学系II複合体」の反応初期段階で生じる「光電荷分離状態」の立体構造と電子軌道の重なりの性質を解析することに、世界で初めて成功しました。

 本研究成果は、2017年2月27日に米国の科学雑誌「The Journal of Physical Chemistry Letters」に掲載されました。

 詳しくはこちらをご覧ください。

ニュース一覧