神戸大学 大学院理学研究科・理学部

数学科・数学専攻

数学科・数学専攻紹介

理学部数学科

 ユークリッドの原論、そしてニュートンとライプニッツによる微積分の発見以来、ガウスやリーマンら歴代の数学者によって発展を遂げた数学は理学・工学などの自然科学はもとより、社会科学、人文科学の分野にまで影響を与えています。また計算機技術の発展によって整数論が情報伝達技術へ応用されるなど、当初思いもよらなかった分野にも影響を与え、発展を続けています。このように現代数学は豊かな広がりを持っているのです。これらのことから本学科では狭い意味での数学という学問の枠組にとらわれず、広い範囲の学問分野を視野に入れた教育研究を目標にしています。

理学研究科数学専攻

 数学専攻では,数学を総合的な学問としてとらえ,個々の研究分野の自主性・独立性を尊重しながらも,幅広い分野の教育を行います。そして、計算・論理的思考・抽象的思考に十分習熟するよう訓練することを目指します。こうした訓練を背景に,優れた研究・開発能力を持つ創造性豊かな研究者や高度な数学的知識・技能を生かして社会で活躍する人材を養成することを目指した,柔軟で特色のある教育研究を展開します。

教育研究分野

講座 教育研究分野
解析数理 関数方程式,関数解析,複素解析
構造数理 代数学,幾何学
応用数理 確率数理,計算数理