News Release
2017.10.04
大西洋教授(本研究科化学専攻)と湊丈俊特定准教授(京都大学)を中心とするリチウムイオン電池についての共同研究がJournal of Chemical Physicsに掲載され、ハイライト論文として紹介されました。
本研究科化学専攻の大西洋教授と京都大学の湊丈俊特定准教授らの研究チームが、リチウムイオン電池電極(グラファイト)が、電解液溶媒として研究が進んでいるテトラグライムと接する界面を顕微計測しました。
日本で開発された液中動作する周波数変調原子間力顕微鏡(FM-AFM)を駆使して、電極表面に吸着した溶媒分子と、電極に接したために構造化した溶媒液体の顕微鏡写真を撮ることに成功しました。
この研究成果は9月25日にJournal of Chemical Physicsにオンライン掲載され、さらにハイライト論文として紹介されました。