神戸大学 大学院理学研究科・理学部

News Release

2022.11.08

第16回ホームカミングデイが開催されました。

 10月29日(土)に第16回神戸大学ホームカミングデイが開催されました。学生の研究発表や同窓会主催の講演会が行われ、 盛況のうちに終わりました。

 理学部の企画として、第11回サイエンスフロンティア研究会が開催され、学生26名がポスター発表を行いました。先端研究の説明に卒業生をはじめとする参加者はよく耳を傾け、質疑応答もとても熱心に行われていました。参加者全員による投票で各専攻から1名ずつ優秀発表賞が選ばれ、閉会式で表彰および副賞が贈呈されました。また、理学部同窓会であるくさの会より発表者全員に参加賞が贈られました。

 くさの会主催の講演会では、村上久先生(京都工芸繊維大学)を講師にお招きし、「互いに動きを読み合うことが群れにかたちをあたえる」という題で講演していただきました。村上先生は本研究科博士後期課程を2015年に修了され、2021年にイグノーベル賞を受賞されています。講演では、イグノーベル賞の受賞対象になった研究の内容を、本学の学生生活のエピソードや当時からの研究の経緯も含め、CGなどの多くの動画を交え分かりやすく話していただきました。講演後の質問もたくさん出て、大変な盛況になりました。

 参加者は対面が、学外39名、教職員26名、学生29名の計94名で、このほか講演会のオンライン参加者が33名でした。

◎第11回サイエンスフロンティア研究発表会

26名によるポスター発表が行われました。参加者による投票の結果、以下の方々が優秀発表賞を受賞しました。(敬称略)

  • P2  「タブローの個数の数え上げ」 数学専攻: 島崎 達史
  • P5  「ACFを用いたRn除去空気供給装置の開発」 物理学専攻: 高木 優祐
  • P13 「クロロフィルd 型シアノバクテリアの光質応答とその多様性」 化学専攻: 王 哲
  • P19 「植物の器官形成に重要なヘム結合タンパク質RLFの機能解析」 生物学専攻: 岩田 健太郎
  • P22 「数理モデルを用いた奄美大島における混獲の定量的評価」 惑星学専攻: 井上 巨人

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