神戸大学 大学院理学研究科・理学部

News Release

2023.11.02

第17回ホームカミングデイが開催されました。

 10月28日(土)に第17回神戸大学ホームカミングデイが開催されました。学生の研究発表や同窓会主催の講演会の後、懇親会が行われ、 盛況のうちに終わりました。

 理学部の企画として、第12回サイエンスフロンティア研究会が開催され、学生29名がポスター発表を行いました。先端研究の説明に卒業生をはじめとする参加者はよく耳を傾け、質疑応答もとても熱心に行われていました。参加者全員による投票で各専攻から1名ずつ優秀発表賞が選ばれ、懇親会で表彰および副賞が贈呈されました。また、理学部同窓会であるくさの会より発表者全員に参加賞が贈られました

 くさの会主催の講演会では、お二人に講演していただきました。お一人目は1987年から2022年に定年退職されるまで本学の教育研究にご尽力された大堺利行先生(本研究科化学専攻元准教授)で、演題は「非常識のすすめ-“地球温暖化”から“イオン溶媒和”まで」でした。お二人目は1977年に本学部を卒業され、2006年から2020年に定年退職されるまで教員としても本学の研究教育にご尽力された尾﨑まみこ先生(本学名誉教授、本研究科生物専攻)で、演題は「アリ!なんであんたはそうなのか」でした。お二人とも、ご自身の長年のご研究と関連する内容をとても分かりやすくお話しいただき、講演後の質問もたくさん出て盛況になりました。

 参加者は対面が、学外56名、教職員22名、学生33名の計111名、懇親会参加者は計79名で、このほか講演会のオンライン参加者が11名でした。

◎第12回サイエンスフロンティア研究発表会

29名によるポスター発表が行われました。参加者による投票の結果、以下の方々が優秀発表賞を受賞しました。(敬称略)

  • P2  「非平衡熱力学系のニューラルネットワークによる同値類学習」 数学専攻:徐 百歌
  • P7  「素粒子実験にける機械学習を用いた高速飛跡再構成」 物理学専攻:村田 優衣
  • P16 「行列計算を用いた励起エネルギー移動の解析~光合成色素タンパク質の機能解明~」 化学専攻:古谷 実佑
  • P20 「DNA損傷応答機構におけるクロマチン構造変換因子SMARCAD1の関与について」 生物学専攻:髙須 美央
  • P29 「コンピュータの中の惑星:シミュレーションで探る惑星の起源と進化」 惑星学専攻:神野 天里

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