News Release
2020.12.10
生物学専攻の酒井恒助教、菅澤薫教授らの研究グループが、紫外線によるDNA損傷の修復においてユビキチン-プロテアソーム系が関与する制御機構を明らかにしました。
生物学専攻の酒井恒助教、菅澤薫教授らのグループは、神戸大学バイオシグナル総合研究センター、 国立医薬品食品衛生研究所、ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)、京都大学、国立遺伝学研究所の研究者との国際共同研究により、 紫外線によって生じるDNA損傷の認識・修復においてユビキチン-プロテアソーム系が関与する新たな制御機構を明らかにしました。 DNA損傷の認識メカニズムの働きは、効率の良いDNA損傷の修復を行うためにとても重要です。 またその理解は皮膚がんなどの発症メカニズムの解明に貢献するとともに、がんの発症を抑制する薬剤開発に寄与すると期待されます。 本研究成果は、2020年11月12日に国際学術雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。 詳しくはこちらをご覧下さい。